弾性ストッキングで血栓が消失 [ニュース]

被災地ですでに3割の人に血栓症が発生しています。

新潟大の榛沢助教の検査で、弾性ストッキングの着用により、いったん確認された血栓が消失したことが分かりました。

検査対象は、下肢腫脹、疼痛、下肢打撲など外傷のある人や車中泊経験者など。

最も注意しないといけないのは、地震発生時から1週間~2週間の間。

地震直後は血栓発生がなかったが、1週間を過ぎると35%の人に見つかったそうです。

1か月以上経た段階でも血栓が見つかっており、しばらくの間は注意が必要ですね。

榛沢氏は早急に対策が必要と判断し、日本血栓止血学会、日本静脈学会、肺塞栓研究会などからの呼びかけによって、メーカーに弾性ストッキングの提供をを求めています。

現在、必要な医師に委託して、避難所での着用を進めているそうです。



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