[放射能と暮らし]野菜→水洗い+ゆでる [ニュース]

汚染された食品の放射性物質の量は、調理や加工で減らせる場合があります。

農産物の汚染経路は、〈1〉大気中の放射性物質が表面に付く〈2〉土壌に降り積もった放射性物質が根を通じて吸収される--の2通り。

いま見つかっているのは、表面汚染。

葉もの野菜の表面についた放射性ヨウ素、放射性セシウムとも、水洗いをすると10-30%程度は落ちることがわかっています。

葉の裏表、茎にも付くため、水を入れたボウルやたらいの中で、野菜を振るように洗うと良い。水洗いの後で、さらにゆでて、そのゆで汁を捨てると、40-80%は除去できます。

根から吸収した野菜の場合はどうか?

ゆでて、ゆで汁を捨てればある程度の低減が見込めるようです。

放射性物質はゆで汁に溶け出ると考えられるためで、熱で減るわけではないようです。

牛乳は、乳製品への加工で放射性物質の量を減らせます。

加工過程で、放射性ヨウ素、セシウムは液体の乳清部分に残る。バターやチーズにはほとんど移行しないそうです。

放射性ヨウ素は8日間で放射線を出す力が半分に減るため、乳製品の加工・貯蔵過程で少なくなります。

放射性物質がどの程度、食品に移行するかは、食品の種類や環境中の濃度、天候などによっても異なります。

海産物も含め、食品への汚染は長期間にわたって、調査をしないといけませんね。


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