石巻の体育館 300遺体に絶句 [ニュース]

東日本大震災から1か月。

県医師会医療チームの派遣医が、惨状を話されました。

石巻市の市総合体育館。

300体もの遺体が隙間なく横たわっていた。
ズボンが脱げ、靴をはいていない人。小さな遺体も数多くあったそうです。

現地で依頼されたのは、人手不足で進んでいない遺体の検視。

服に水を含んだ重い遺体を警察官が6人がかりで移動させた。

顔や髪についた泥をタオルで拭いた。バケツの水はすぐに黒くなったが、断水のため、3-4人に1回しか交換できなかったそうです。

服を脱がせ、外傷を目視で確認し、体に触れて骨折の有無を調べた。

身元不明の場合には、心臓に注射器を差し込み、DNA鑑定用の血液を採取した。
幼児の検視はつらかったという。

かつて救急病院の医師を経験し、人の死と向き合ってきたが、被災地から戻ると一人で眠れなくなったそうです。

医師達も被災者でもあり、自分の家族の検視には立ち会いたくない、遺体が見つかってほしくない、と複雑な思いのようです。

自衛隊員もそうですが、終わりが見えず、心身の負担が大きすぎますね。
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