住民に被ばく量測定器を・・がんセンター [ニュース]

国立がん研究センター(東京)は、記者会見で、福島第1原発の比較的近くの住民に、個人の被ばく量を把握できる小型測定器を配布すべきだとの提言を公表しました。

住民の累積被ばく量は、健康影響が生じるとされる100ミリシーベルトを大きく下回っていると考えられると強調。

その上で、配布により、科学的根拠を基に住民に安心してもらい、危険な場合も理由を分かってもらえるとしています。

 住民の外部被ばくの量は、現状では大気中の線量などから推定するしかないですが、測定器を使えば正確に把握できます。

配布を想定しているのは、医療関係者が普段から使う「フィルムバッジ」。国内に在庫が約2万個あるそうです。

原発作業員らが着けている線量計とは違い、瞬時に線量の把握はできませんが、定期的にメーカーが回収して被ばく量を測定、1~2週間で結果が分かるそうです。

今後は、健康影響の有無を長期的に調査していかないといけませんね。


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