震災後、粉じんが原因の肺炎増加 [健康]

被災地で、津波によるヘドロやがれきから飛び散った粉じんが原因とみられる感染症が増加しています。

粉じんには病原性物質や有害物質が含まれている恐れがあり、健康被害が心配されますね。

ヘドロは気温の上昇で乾燥し、細かい粒子となって風などで飛び散ります。

石巻赤十字病院では、ヘドロを手作業で片付けた人が化学性の炎症や急性湿疹などの症状で受診するケースが目立つそうです。

ヘドロは低酸素状態にあり、嫌気性菌が繁殖。誤嚥性肺炎の原因にもなります。

肺炎は震災後、通常の3~5倍の発症率となっているという。

損壊した船舶、自動車からは油が流れ出したり、家屋の建材や断熱材などからはアスベストが飛散したりする可能性があり、粉じんとともに飛散します。

マスクや手袋、ゴーグルの着用、肌を露出しないなどの対策が必要ですね。

また、粉じんが媒介した菌が傷口に入って、破傷風を引き起こした例も報告されています。

現地入りする人は、破傷風ワクチンを接種するなど、身の安全を忘れないで欲しいですね。


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