牛に「ごめん」 警戒区域化で最後の世話 [ニュース]

22日から福島第1原発の20キロ圏内からの立ち入り禁止が発表されました。

やり残したことを「最後の1日」で済ませようと圏内を行き来する人の動きも目立ったという。

蛭田牧場の経営者は、強制力のない「避難指示」の段階では、3日に1回のペースで餌やりのため牧場に入っていましたが、22日以降はそれが不可能になります。

この日、蛭田さんが干し草を積んだトラックで到着すると、エンジン音を聞いた牛舎からは一斉に鳴き声が。まず飲み水を与え、次に干し草を一列に並べると牛たちは我先にと食べ始めたそうです。

与えたのは1日分。牛が飲まず食わずで生きられるのは約1カ月が限度という。

子牛の牛舎では、生後3カ月の雌牛が栄養不足で死んでおり、別の1頭が絶えそうな息で横たわっていたという。

蛭田さんは重機で掘った穴に死んだ子牛を埋め、瀕死の子牛の背中をずっとなでたそうです。

最後の世話を終えた蛭田さんは「一頭でも生かしてやりたかったけど、もう無理みたいです。次に来るときは野垂れ死にしている牛たちを見るのでしょう。つらいです」と・・・

涙が止まりません・・・

この事態を一刻も早く収拾してほしい。管首相には本当に減滅です。

牛.jpg
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