花粉症対策の切り札は「遺伝子組み換え米」

花粉の終息が近づきましたが、花粉症に苦しむ人に朗報。

何と、食べるだけで、花粉症がみるみる緩和するという夢のようなコメが開発されようとしているんです。

様々な治療法の中で、実用性が高いとされているのが「減感作療法」。

数度の注射で体内にアレルゲン（抗原）を投与し続け、花粉症が起こりにくい体質に変えていくというもの。

ただ、治癒に2～3年かかり、副作用もあるのがネック。

そこで、この治療をより簡単で安全に受けられるようにと考案されたのが「スギ花粉症緩和米」。
これは遺伝子組み換え技術を応用し、スギ花粉のアレルゲンを蓄積させた白米。

ゴハンを食べながら、体にアレルゲンを投与できるという、スグレモノ。

2011年度より商品化へ向けた開発が本格化するそうです。

まだ先のことですが、レトルトや炊飯パックが実用化されれば、手軽に花粉症対策ができるかもしれませんね！

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